解決済 106A22 10.神経

髄液中の糖について

神経のテキスト内にある問題167(110A-32)では糖は同時血糖86に対して髄液中の糖68が変化なしと判断しているのに対して問題172(106A-22)では基準50~75で40だから低下していると判断するのはなぜでしょうか。
同時血糖と基準値での比較の仕方に違いなどありましたら教えていた抱けると幸いです。

回答2件

  • 質問拝見いたしました。
    血糖と髄液糖は絶対値ではなく, 比率で評価します。
    血糖×0.6でみることが多いようです。
    106A22はおそらく110A32よりもやや血糖高めなのでしょう。
    「必ず血糖と評価するように」とよく言われるかと思いますが, これもそういう理由に基づきます。

  • ご回答ありがとうございました。
    そのようにとらえたいと思います。

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  • 問題参照 106A22

    39歳の男性。同性愛者。頭痛を主訴に来院した。2週前から微熱と全身倦怠感とを自覚していた。2日前から頭重感を伴うようになった。昨日から持続的な頭痛が加わり、次第に増悪してきたため受診した。これまでの経過で嘔吐したことはないという。意識レベルはJCS I-1。体温37.6℃。脈拍 92/分、整。血圧162/70mmHg。呼吸数21/分。SpO2 96%(room air)。口腔内に白苔を認める。Kernig徴候は陽性である。血液所見:赤血球400万、Hb 13.2g/dL、Ht 41%、白血球6,200、血小板11万。免疫学所見:CRP 8.2mg/dL。HIV抗体陽性。脳脊髄液所見:外観は水様、初圧200mmH2O(基準70~170)、細胞数42/mm3(すべて単核球:基準0~2)、蛋白55mg/dL(基準15~45)、糖40mg/dL(基準50~75)。脳脊髄液の墨汁染色標本を別に示す。
    診断として考えられるのはどれか。
    • a HIV脳症
    • b 神経梅毒
    • c 結核性髄膜炎
    • d トキソプラズマ脳炎
    • e クリプトコックス髄膜炎
  • 関連トピック

    なし