解決済 101D9 14.整形外科

胸椎→脊髄への癌転移で髄膜炎

本問、選択肢bの髄膜刺激症状も正解になりうるのでは?と思い、理解が出来ずにいます。
最初に胸椎→次に脊髄への癌転移で髄膜炎が生じていると考えるのは自然かなと個人的に思ってしまうのですが、なぜbは間違いなのでしょうか。
※講義では髄膜炎だから×。medu4データベースの解説もいまいち腑に落ちません。。

回答2件

  • 正解肢をさておいてまで選ぶ必要を感じません。

  • 髄内または硬膜内への転移・播種はかなりまれで、その多くは肺がんや乳がん由来です。頻度から言ったら圧倒的に脊椎骨への転移→椎骨の圧潰’つぶれる)と相まって骨または転移した腫瘍が硬膜外腔へ突出→麻痺なので、この選択肢ではCになります。Bも完全な間違いではないとはいえ、圧倒的に頻度に差があるケースでは臨床の現場でもよりありえそうな選択肢を選ぶのが当然ですね?

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。

  • 問題参照 101D9

    73歳の男性。歩行障害のため搬入された。半年前に大腸癌と胸椎への転移とを指摘され、大腸の手術を受けた。最近は背部痛があるが、鎮痛薬を服用して元気にしていた。2週前から両側下肢に力が入らず、今朝から歩行できなくなった。
    身体診察で注意するのはどれか。
    • a 下肢の浮腫
    • b Kernig徴候
    • c Babinski徴候
    • d 下肢の協調運動障害
    • e 足背動脈と後脛骨動脈との脈拍消失
  • 関連トピック

    なし