解決済 111H16 25.総論的事項

肝硬変によるビリルビン上昇について

問題上では明らかにEが正解かとは思うのですが、肝硬変が進行して非代償性変化が起こるとグルクロン酸抱合を行う機能も低下して間接ビリルビンが優位に上昇すると思うのですが…この辺をどのように解釈したら宜しいでしょうか?
ご教授いただけますよう、宜しくお願いします。

回答1件

  • 学生の意見ですが…
    お書きになられている通り、初期の肝硬変では排泄能が低下し直接ビリルビンのみ上昇、進行した肝硬変ではグルクロン酸抱合も低下し、直接ビリルビンに加え、間接ビリルビンも上昇してくるとおもいます。
    直接ビリルビンが高い状態から間接ビリルビンも徐々に上昇してくる、という形をとるため、「間接ビリルビンが優位」とはならないのではないでしょうか。先に直接ビリルビンが上がり始め、肝硬変が代償しきれない状態になると直接ビリルビンに加え間接ビリルビンもじわじわ上がってくる(両方のビリルビンが上昇している状態)になると思います。

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  • 問題参照 111H16

    間接ビリルビン優位の黄疸を呈するのはどれか。

    • a 肝硬変
    • b 肝細胞癌
    • c 急性肝炎
    • d 膵頭部癌
    • e 溶血性貧血
  • 関連トピック

    なし