解決済 102E38 02.内分泌代謝

メチラポン負荷試験

「5.1Cushing症候群」において、"メチラポン負荷試験によっても CRH 負荷試験と同様の結果となる。"との記述がありますが、メチラポンはコルチゾール合成を抑制するとのことなので、メチラポン負荷試験では尿中 17-OHCSは低値〜正常、CRH 負荷試験では高値になるのではないでしょうか?
ACTHレベルでは同様の結果になるという意味でしょうか?

回答1件

  • 各々の負荷試験が何を見たいのか、というのが決まっています。

    たとえば立位フロセミド試験はレニン分泌試験として有名ですね。レニンを分泌した後のその下流のアルドステロンがどうなるか、は疾患により異なるはずですが、あまりそこは負荷試験のターゲットとなってはいません。

    今回も同様で、メチラポン負荷試験は下垂体ACTH分泌予備能の測定を目的としています。
    https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00053584
    http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se72/se7223001.html
    ゆえに講義内容のような解説となります。

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  • 問題参照 102E38

    9歳の女児の写真を別に示す。
    考えられるのはどれか。2つ選べ
    • a 下垂体腺腫
    • b 甲状腺機能亢進症
    • c 副腎腺腫
    • d 褐色細胞腫
    • e Addison病
  • 関連トピック

    なし