解決済 103H6 26.必修的事項

「塩分は高血圧のリスクではない」と言い張る患者

解説の「塩分は高血圧のリスクではない」と言い張る患者に対峙した時、先生は逃避的態度をとったと書いてありますが、その後はどのように対応するのがベストなのか気になりました!
このような患者が来た場合には、降圧を促すことは諦めて診察をするのでしょうか?
国試にはあまり関係が無い質問ですみません。どなたかご教授頂ければ幸いです。

回答2件

  • 実臨床の場では答えのない難問です。
    このタイプの患者は頭ごなしにガイドライン等を示しても「でもテレビではこう言ってました!」とか反論してきますし。
    必修的、理想的対応としては、
     ①どうしてそう思うのか聞く。
     ②根気強く、減塩の必要性を説明する。
    などが適切ですが、実際にみなさんが臨床に出て、多いと1日50〜100人くらい外来で診察しなくてはならなくなると、もはや面倒くさくなって曖昧にお茶を濁してしまうというケースも出てきてしまうのが実際かもしれません(し、それを責められる人はいないと思います)。
    1日50人の対応をするとなると、1人に10分とカウントしても、500分、つまり8〜9時間くらい取られてしまいますので、お昼休みを削って午後いっぱいまで消化してもギリギリです。
    そこに加えて、①②をやってしまうと、この患者さんだけで30分とか取られてしまうので、他の患者さんの待ち時間も大量発生したりして、結局トータルの外来満足度も下がってしまったりして、難しいところです。

    • お忙しい中ご回答頂きありがとうございます。やはりこのような患者が来ると難しいですよね。
      このような患者と対峙した時には、簡潔に説得力のある説明を出来るように頑張りたいと思います。
      いくら説明しても無理そうな患者さんの説得は(心苦しいですが諦めて)、他の患者に時間を使っていこうと思います。
      答えのない質問に際して、先生なりの回答を聞くことが出来、非常にためになりました!ありがとうございます。

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  • 問題参照 103H6

    高血圧の患者を診察中「私は血圧が高いほど調子がいいのです」という発言がみられた。
    対応として最も適切なのはどれか。
    • a 別の話題に変える。
    • b 患者の発言を否定する。
    • c 通院を継続するかを確認する。
    • d 高血圧の合併症について説明する。
    • e 発言の根拠となる情報を聴取する。
  • 関連トピック

    なし