解決済 104A47 06.呼吸器

血痰と血尿、血管炎

新しい内科外科の呼吸器での上記Goodpastureの問題では「血痰と血尿が有れば血管炎を疑う」旨を解説されていましたが、免疫の血管炎での解説では「発熱に痺れや各疾患特有の症状があれば血管炎を疑う」という旨の解説しか確認できませんでした。どちらも正しい(呼吸器及び免疫の方に書き加えておく)か、そういったものでは無いのかどちらなのでしょうか?

回答5件

  • 血痰と血尿はGoodpastureのキーワードなので貴殿の聞き間違いかと思います
    発熱と痺れは血管炎も鉄則です

    • >> 2

      >カーリー 様
      呼吸器の4講目で「呼吸器では一つの疾患しか出てこないがジャンルを取り払ったときには血管炎を考える」という旨の説明がされておりました。

      >ドスコイ高崎 様
      私もそのように緩めに持っておいた方が良いのだろうなと考えましたが、血管炎の分野の問題では血痰と血尿(メイン)になっているような問題が収録されておりませんでしたので、臨床的にはこのように典型的には行かない方が多いのかもしれないなどの理由があるのではないかと、と疑問に思った次第です。

    • 血痰、血尿がそもそも血管炎として典型例なのか、どうなのかというところですね。個人的にはカーリーさんがおっしゃるように典型例としてはやはり痺れ発熱だと思います。

      血痰や血尿が典型例ではないからこそ国家試験のような典型例を多く出題する試験に掲載されtないのではないかと思います。

      以上のことから私は血痰や血尿時は臨床に出た際に役立つように鑑別に血管炎を上げておいた方が良いかな?と思いました〜!

  • GPAやMPAは血痰を引き起こしますし、RPGNも引き起こし血尿に繋がるので間違いではないですね。
    個人的には、血痰と血尿で血管炎を頭に入れとくくらいのゆるい感じでいいと思います。上でもある通りgood pastureかもしれませんし、そもそも肺癌と糸球体腎炎を別病態で持っていたかもしれませんし!(極端な例ですが笑)

    血管炎に限らず、ある疾患を疑う時はどっちが正しいのかに拘らず、みられうる症候を総合的に考えて鑑別するのが個人的にはいいのではないかと思います〜!笑

    • 血管炎の場合は国家試験的には発熱、痺れ又はANCAの記述がほぼ必ずされると思うので実臨床では非常に大切ですが国家試験のテクニックとしては今回の場合血管炎はr/oでいいと思います

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  • 問題参照 104A47

    35歳の男性。2週前から続く血尿と血痰とを主訴に来院した。意識は清明。身長171 cm、体重63 kg。体温37.2 ℃。脈拍80/分、整。血圧172/104 mmHg。眼瞼と両側下腿とに浮腫を認める。両側上中肺野にcoarse cracklesを聴取する。尿所見:肉眼的血尿、蛋白2+、糖(-)。血液所見:赤血球350万、Hb 10.2 g/dL、Ht 30 %、白血球8,200、血小板16万。血液生化学所見:総蛋白6.4 g/dL、アルブミン4.5 g/dL、尿素窒素52 mg/dL、クレアチニン4.7 mg/dL、尿酸7.5 mg/dL。胸部エックス線写真で両側上中肺野に斑状陰影を認める。全身状態が悪く、腎生検を施行できない。正常ヒト糸球体組織に患者血清と標識抗ヒトIgG抗体とを反応させた蛍光写真を別に示す。
    病態として考えられるのはどれか。
    • a 感染病原体が糸球体に沈着
    • b 血清中の免疫複合体が糸球体に沈着
    • c 破壊された肺の成分が糸球体に沈着
    • d 血清中の抗体が糸球体構成成分に結合
    • e 糸球体に沈着した流血抗原に血清中の抗体が結合
  • 関連トピック

    なし