解決済 101B6 24.公衆衛生

100病床当たりの医者の数と人口千人当たりの医者の数を問うた問題

公衆衛生の問題に対するアプローチとしてただ議論してみたいことがあったので投稿しました。
当該問題では解説や他のスレでも、医者の数と人口から解答を導いております。
しかし国家試験にわざわざ病床当たり人数と、人口当たり人数の二つの数値を入れる理由として、他の国に比べ病床数が多すぎる、というメッセージなのかと思い、そのようにして解答すると、人口当たりの医者数と病床当たりの医者の人数の差が最も少ない選択肢aが選択され正答に至ります。
裏技特講的な考え方なのでしょうか?
このように解く考え方は危険だと思うか、順当なものだと思うか、面白そうなので是非コメント頂ければ嬉しいです。

回答3件

  • 全国の病床数=X、全国の医師数=Y、全国の人口=Z、病床100床あたりの医師数=A、人口千人当たりの医師数=Bとします。
    すると、100床:A=X:Y、1000人:B=Z:Yなので、Y=AX/100=BZ/1000となります。つまりは、A/B=Z/10X。
    よって、AをBで割ると、確かに「何人に一人、病床があるか」と実質同じ指標になり、最も少ない①が正解と導けます。
    裏技でもなんでもなく、王道で素敵な解法だと思います。
    Nice work!

    • 別解として、101B6に採用させていただきました!

    • Medu4で勉強していると、わからない問題でも考え導く力が養成されていくような気がしています。
      そして最近の国試には意図的にその力を求める問題というのが散見される気もしております。
      わざわざありがとうございます!国試まで思考力、アウトプット力を鍛錬して行く所存です!

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  • 問題参照 101B6

    日本、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスの2013年から2014年の医療資源に関する表を示す。
    (編注:出題時は「2002年から2003年」であったが、データを刷新した)
    病床100床 病床100床 人口千人 人口千人
    当たりの医師数 当たりの看護師数 当たりの医師数 当たりの看護師数
    17.3 78.9 2.3 10.5
    49.4 156.6 4.1 13.0
    49.2 154.0 3.1 9.7
    100.0 296.4 2.8 8.3
    89.7 382.8 2.6 11.1

    日本はどれか。
    • a ①
    • b ②
    • c ③
    • d ④
    • e ⑤
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