解決済 102A60 12.小児科

PDAの収縮期雑音について

動脈管開存症で聞かれる雑音について、
①出生直後には肺血管抵抗が高く肺動脈圧が高いため雑音が聴取されにくい

②肺血管抵抗の低下によって左右シャントが現れ収縮期雑音を聴取する

③さらに肺動脈圧が低下し拡張期にも左右シャントがみられるようになり連続性雑音になる
という流れで経時的に変化するものと理解していました。

この問題で児は挿管されており、PaO2の上昇により動脈管が収縮した機序も考えられますが、
人工呼吸管理下にない場合でも、「動脈管開存症で連続性雑音が聴取される」とは限らないのではないでしょうか。

https://www.shouman.jp/disease/details/04_42_051/

回答1件

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  • 問題参照 102A60

    生後3日の新生児。在胎25週、体重774gで出生した。Apgarスコア3点(1分)。出生後啼泣が弱く、直ちに挿管され、人工呼吸管理を受けている。体温37.8℃。心拍数180/分、整。チアノーゼは認めない。心尖拍動を認め、胸骨左縁第2肋間に2/6度の収縮期雑音を聴取する。胸部エックス線写真で心胸郭比は65%である。心エコー図を別に示す。
    治療薬として適切なのはどれか。
    • a インドメタシン
    • b 人工サーファクタント
    • c デキサメタゾン
    • d ドパミン
    • e プロスタグランジンE1
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