解決済 108E43 11.産婦人科

妊娠・分娩回数の数え方について

「〇回経妊△回経産婦」の理解の仕方を教えてください。
108e43の文中の一連の出産のことを1と数え「1回経妊1回経産婦」としている(つまり初産)と考えたため、答えが選べませんでした。

自分なりに調べたところ、2018年から「〇妊△産」で統一されたと知りました。
妊娠・分娩回数の表記の仕方について、国試の過去問との向き合い方も含めてアドバイスいただければ幸いです。

回答6件

  • 回答失礼致します。
    https://www.mcfh.or.jp/jouhou/yougo/keisanpu.html
    http://www.jsog.or.jp/news/pdf/20171108_kazoekata_annai.pdf
    が参考になる気がします。

    • お返事ありがとうございます。リンク先の学会の案内を見た上での質問でした。貼っていただきありがとうございます。

      質問を言い換えました。
      ①そもそも学会の提唱する数え方と違うことをどう捉えるか。
      (昔の言い方と割り切って理解しなくてもいい?国試過去問での考え方は?)
      ②言い方が変わっただけならば、現在の妊娠をカウントするはず。108e43のように2人目の分娩前の話であれば2回経妊1回経産婦、分娩後であれば2回経妊2回経産婦となるのではないでしょうか。

      そもそも日本語の問題なのでしょうか。考えを伺えれば嬉しいです。

  • 回答失礼致します。
    不適切な回答失礼致しました。本当に申し訳ありません。

    まず、経妊経産婦は来院した時のことをさすと私は思います。
    その上で経妊について、私なりにもう一度調べてみたところ、経妊は過去の妊娠を意味するようです。つまり、今回の妊娠は数には含めないようです。
    つまり問題文はこのように解釈されると思います。
    「過去に1回妊娠し1回分娩をした妊婦が妊娠41週5日に来院した」

    そして改定された表記方法では、このような誤解を無くすために現在の妊娠を含めるため質問者さんのような疑問が出ないようになると思います。

    一つ参考になれば幸いです。

    • こちらこそ参考にしたものを載せず分かりにくい質問となってしまい申し訳ありません。再度回答ありがとうございます。

      なるほど、過去の既往歴のような形での表現と捉えると良いのですね。
      とても分かりやすい説明で納得できました。
      ありがとうございました。

  • 現在の妊娠を含めた妊娠回数を「△妊」または「G△」と表記します。
    現在までに22週を超えて出産した回数を「□産」または「P□」と表記します。
    したがって、今回の問題では「2妊1産」の妊婦における陣痛発来といえます。
    これまでの国家試験の出題では「経」がついているため、過去問演習ではその表記で問題を解くことになると思うので、「経」を使用した表記に出会うことが多いと思います。こちらの表記では「今回の妊娠を除いて」考えます。
    今後はこちらで出題されることが113C48から考えられるので、新たな表記で学習されることが国家試験対策にはなるかと思います。

    • 回答ありがとうございます。
      113回では「経」を使わない表記で出題されているのですね。
      「経」を使用した表記の解釈も分かりやすく今後の演習では混乱することなく取り組めそうです。
      とても分かりやすい説明ですっきりしました。ありがとうございました。

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  • 問題参照 108E43

    30歳の1回経妊1回経産婦。妊娠41週5日。午前6時に陣痛発来し、午前8時に入院した。妊娠経過は順調であった。入院直後の内診所見では、子宮口は3cm開大、卵膜を触知し、児頭下降度SP-1cmで、同時に行った胎児心拍数陣痛図では異常を認めなかった。午前10時に自然破水。午後7時に子宮口全開大し、午後9時50分に3,805gの男児を経腟分娩した。羊水混濁は認めない。Apgarスコアは8点(1分)、8点(5分)であった。午後10時10分に胎盤が自然娩出し、出血量は500mLであった。
    この分娩に関して正しいのはどれか。
    • a 過期産である。
    • b 前期破水である。
    • c 第2期遷延である。
    • d 巨大児である。
    • e 新生児仮死である。
  • 関連トピック

    なし