110E12

3か月前に転倒し左肩を打撲後、左肩運動時痛と夜間痛が持続している72歳の男性。この男性の左肩関節MRIのT2強調冠状断像を別に示す。
診断として最も疑われるのはどれか。
腱板断裂
Bankart損傷
上腕骨骨嚢腫
肩関節後方脱臼
肩関節ガングリオン

解答: a

110E12の解説

画像では腱板部に関節液と思しき液体の貯留がみられている。腱板断裂を示唆する所見である。
a 正しい。上記の通り。
b 関節唇の障害により、反復性脱臼を呈する病態。
c・e 腫瘤性病変は画像で指摘できない。
d 脱臼は画像で指摘できない。

正答率:74%

テーマ:腱板断裂の診断

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