109E9

ある感染症を発症した患者数をその発症日ごとに図に示す。
この感染症の発生状況の要因として最も考えられるのはどれか。
潜伏期
風土病
栄養状態
患者年齢
集団免疫

解答: a

109E9の解説

a 正しい。約12日周期で患者数が増えている。潜伏期を示唆している。
b 風土病であれば慢性的な発症がみられ、周期はないはず。
c 栄養状態が悪いことが原因であれば、食糧不足となる一定期間に集中して発生するはずである。
d 2週間に一度、大量に子供が産まれたりする地域が存在すれば話は別だが、考えにくい。
e 免疫を有する者が一定数以上その集団に存在した場合、感染症は発症しにくくなる(難しく書いているが当たり前の話だ)。2週間に一度大量に集団構成員が入れ替わる、といった特殊な環境下でない限りこの発生状況は説明できない。

正答率:82%

テーマ:感染症の発生状況の要因(潜伏期)

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