108H19

高血圧と糖尿病で通院中の75歳男性に対する熱中症の説明として適切なのはどれか。
「外出時に注意すれば大丈夫です」
「ひどく汗をかくのが典型的です」
「頭痛や悪心は自覚症状としてはまれです」
「口渇感がなくても水分の補給が必要です」
「スポーツドリンクを大量に補給すれば予防できます」

解答: d

108H19の解説

a 外出時のみならず、室内での熱中症発生も多い。
b 発汗すれば放射冷却により体温が下がるため、熱中症は重症に至らないことが多い。むしろ、発汗停止してしまうのが恐ろしい。
c 頭痛や悪心はI度熱中症の症状として典型的。
d 正しい。口渇感にかかわらず、定期的に水分摂取するよう奨励する。
e 適度なスポーツドリンク摂取は有効であるが、大量に補給するのは糖分摂取過多を招くため推奨されない。

正答率:99%

テーマ:高血圧と糖尿病の高齢男性に対する熱中症の説明

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