108E14

妊娠中の放射線被ばくについて正しいのはどれか。
胎児の奇形発生には閾〈しきい〉線量がある。
妊婦の内部被ばくでは胎児への影響はない。
妊娠早期の被ばくは人工妊娠中絶の適応となる。
胎児の奇形発生リスクは妊娠後期の被ばくで高い。
出生後の精神発達遅滞の発症リスクは妊娠後期の被ばくで高い。

解答: a

108E14の解説

a 正しい。奇形発生は確定的影響であるため、閾線量をもつ。
b 内部被曝でも胎児への影響はある。
c 妊娠早期(とくに器官形成期)の被曝は胎児にリスキーである。が、胎児事由による人工妊娠中絶は不可。
d・e 胎児の奇形や精神発達遅滞の発生リスクは妊娠早期(4~16週)の被曝で高い。

正答率:82%

テーマ:妊娠中の放射線被ばくについて

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