107I39

自己免疫性神経疾患とその治療薬の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ
多発性硬化症 --------- 抗TNFα抗体
視神経脊髄炎 --------- 副腎皮質ステロイド
重症筋無力症 --------- 抗コリン薬
Guillain-Barré症候群 --------- シクロホスファミド
慢性炎症性脱髄性多発根神経炎 --------- 免疫グロブリン

解答: b,e

107I39の解説

a 多発性硬化症〈MS〉には急性期にステロイドパルスを、慢性期にIFN-βを用いる。
b 正しい。視神経脊髄炎〈NMO〉には副腎皮質ステロイドが有効。
c 重症筋無力症〈MG〉には副腎皮質ステロイドや免疫抑制剤が有効。コリンエステラーゼ阻害薬も有効だが、抗コリン薬ではむしろ病態が悪化する。
d Guillain-Barre症候群には血漿交換や免疫グロブリンが有効。
e 正しい。慢性炎症性脱髄性多発根神経炎〈CIDP〉には免疫グロブリンが有効。

正答率:68%

テーマ:自己免疫性神経疾患とその治療薬の組合せ

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