107E60

老人ホーム入居に伴う変化で、ふらつきの発生に最も関係したと考えられるのはどれか。
塩分摂取
カロリー摂取
身体活動
精神的ストレス
服薬アドヒアランス

解答: e

107E60の解説

従来残薬が多かった患者だが、老人ホーム入居以後、介護職員が薬を管理し始めたという。残薬が多い状態で均衡を保っていた薬剤バランスが、薬の管理(すなわち全部服用させるようになった)により実質的な増薬となったわけだ。
a 血圧の上昇や低下に関与する。
b 肥満やるいそうに関与する。
c・d これらによりふらつきが出る可能性もあるが、本問では特に記載がない。
e 正しい。「アドヒアランス」とは遵守のこと。医師に指示された用量を遵守してしまったがために逆に徐脈によるふらつきを呈してしまった、という皮肉な結果である。

正答率:94%

テーマ:【長文3/3】ふらつきの発生に最も関係する老人ホーム入居に伴う変化

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