107F31

その後15分救護所で安静にしていたところ、気分の悪さは改善したという。患者はこの4月に入社し、入社時の健康診断で異常はなかった。入社以来仕事に慣れず、昨日も深夜まで勤務し、睡眠時間も十分でなかったという。既往歴、月経歴および家族歴に特記すべきことはない。
対応として適切なのはどれか。
輸血
経過観察
鉄剤の経口投与
アドレナリンの静注
角砂糖の摂取の指示

解答: b

107F31の解説

a 出血性ショックではないため、輸血は不要。
b 正しい。経過観察でよい。睡眠時間の確保や朝食の摂取、などを指導する。
c 鉄欠乏性貧血による倒れこみ時に考慮される。
d 心肺停止時に考慮される。
e 低血糖発作による倒れこみ時に考慮される。

正答率:98%

テーマ:【長文2/2】血管迷走神経反射〈VVR〉の症状改善後の対応

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