106A12

胃食道逆流症〈GERD〉の増悪因子でないのはどれか。
臥位
硝酸薬
高脂肪食
体重の減量
カルシウム拮抗薬

解答: d

106A12の解説

a 臥位により胃内容物が逆流しやすくなる。
b・e GERDは下部食道筋〈LES〉の機能不全により胃液の逆流が生じる。硝酸薬、カルシウム拮抗薬はLES圧を低下させるため、増悪させる。
c 高脂肪食はコレシストキニンを分泌し、その結果一過性にLES弛緩を起こして逆流が増悪する。
d 誤り。肥満は外部圧迫により胃内圧を上昇させGERDを増悪させる。減量はGERDの治療となる。

正答率:92%

テーマ:胃食道逆流症〈GERD〉(逆流性食道炎)の増悪因子

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