106C1

呼吸困難をきたしにくいのはどれか。
声門癌
喉頭肉芽腫
急性喉頭蓋炎
急性声門下喉頭炎
両側反回神経麻痺

解答: b

106C1の解説

「喉頭」「声門」「声門下」など、それぞれの解剖は説明できるだろうか?
a 声門癌は声門上・下癌と並んで喉頭癌の一種である。声門に生じるので腫瘍が増大すれば呼吸困難を起こしえる。悪性腫瘍なのでどこへでも浸潤しえるイメージを持とう。
b 誤り。声の出しすぎや習慣的な大声、逆流性食道炎など物理的な刺激で声門付近にできる良性腫瘍。物理的な刺激としては挿管も原因となりえる。あくまで良性腫瘍であり、呼吸困難をきたすことはほぼない。
c 呼吸困難、咽頭痛の鑑別として重要であり気道確保の必要のある救急疾患である。喉頭「蓋」が大きく腫れ上がる。喉頭ファイバーの画像所見も重要。
d 仮性クループという小児疾患のことである。声門下の粘膜が腫脹し犬吠様咳嗽とともに夜間に発生する呼吸困難を認める。
e 「両側」というのがポイント。両側の声門が正中で固定し、気道閉塞となる。一側では呼吸困難は起こらない。

正答率:64%

テーマ:呼吸困難をきたす疾患

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