106B50

病態把握のために最も重要な検査はどれか。
血液培養
腹部MRI
胸部造影CT
腹腔穿刺(腹水検査)
上部消化管内視鏡検査

解答: d

106B50の解説

a 血液培養を施行することは間違っていないが、必ずしも陽性となるわけではない。dの方がより有用である。
b・c 腹部MRIや胸部造影CTでは腹水貯留の有無は確認できるが、その性状は確認できない。
d 正しい。腹水中に白血球が増加していたり、腹水培養にて細菌が同定されることで確定診断となる。
e 肝硬変では食道静脈瘤を合併し、破裂すれば致死的となり得るため内視鏡検査は重要である。本症例では吐血や血圧低下といった静脈瘤破裂を示唆する所見はない。

正答率:75%

テーマ:【長文2/3】肝硬変〈LC〉患者に合併した肝性脳症と特発性細菌性腹膜炎の検査

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