105I30

右半身の感覚障害と左上下肢の筋力低下とを訴える30歳台女性の頭部MRIのFLAIR像(A、B)を別に示す。
脳脊髄液検査で異常を示す可能性が高いのはどれか。
タウ蛋白
14-3-3蛋白
アミロイドβ蛋白
ミエリン塩基性蛋白
アデノシンデアミナーゼ

解答: d

105I30の解説

Wallenberg症候群のように頭部と頸部以下で麻痺側がスイッチする病態はあるも、頸部以下で左右同時に、かつ非対称性に神経障害がみられる病態は特殊だ。画像にて白質に多発する脱髄巣を認めることから多発性硬化症〈MS〉と考えられる。
a Alzheimer型認知症をはじめとし、様々な変性疾患で陽性となる。が、MSでは陽性とならない。
b Creutzfeldt-Jakob病〈CJD〉で陽性となる。
c Alzheimer型認知症で陽性となる。
d 正しい。MSで陽性となる。
e 結核性髄膜炎で陽性となる。

正答率:81%

テーマ:多発性硬化症〈MS〉の脳脊髄液所見

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