105E26

色素斑を擦過した際、擦過部に線状の膨疹を生じ周囲に発赤がみられた。このときの写真を別に示す。
陽性を示したのはどれか。
Auspitz現象
Darier徴候
Köbner現象
Leser-Trélat徴候
Nikolsky現象

解答: b

105E26の解説

a 鱗屑をはがすと点状出血がみられる現象。
b 正しい。刺激部位に膨疹がみられる現象。この症例は肥満細胞腫が考えやすい。
c 健常皮膚に刺激を加えた際に病変が再現される現象。
d 脂漏性角化症が多発する現象。内臓悪性腫瘍のデルマドロームである。
e 表皮をこすると剥離がみられる現象。

正答率:73%

テーマ:肥満細胞腫の検査所見

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