104A14

急性扁桃炎と扁桃周囲膿瘍との鑑別に有用な所見はどれか。2つ選べ
膿栓
開口障害
口蓋垂偏位
口蓋扁桃腫大
頸部リンパ節腫大

解答: b,c

104A14の解説

急性扁桃炎は小児に多く、咽頭痛・発熱・頸部リンパ節腫脹を認める。扁桃周囲膿瘍は若年の成人に多く、急性扁桃炎の所見に加えて食事摂取が困難なほどの開口障害を認める。また、患側の腫脹により口蓋垂が健側偏位する。切開排膿を行う必要がある。
a・d・e いずれでも認める。
b・c 正しい。扁桃周囲膿瘍でのみ認める。

正答率:72%

テーマ:急性扁桃炎と扁桃周囲膿瘍の鑑別に有用な所見

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