104G4

産科手術と合併症の組合せで正しいのはどれか。
帝王切開術 --------- 膀胱損傷
吸引分娩術 --------- Erb麻痺
頸管縫縮術 --------- 子宮穿孔
鉗子分娩術 --------- 臍帯脱出
骨盤位牽出術 --------- 帽状腱膜下血腫

解答: a

104G4の解説

a 正しい。帝王切開術により子宮の腹側にある膀胱が損傷されることがある。
b Erb麻痺は肩甲難産による胎児の腕神経叢圧迫症であり、吸引分娩術とは関連がない。
c 頸管縫縮術によって膀胱を損傷することはあるが、子宮穿孔は考えにくい。
d 鉗子分娩術により胎児損傷や母体損傷を引き起こすことはあるが、臍帯脱出は起こさない。臍帯脱出は骨盤位などが原因となる。
e 帽状腱膜下血腫は吸引分娩による合併症であり、骨盤位牽出術とは関連しない。

正答率:66%

テーマ:産科手術と合併症の組合せ

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