104A17

母体に投与した薬物と児への影響の組合せで正しいのはどれか。
インドメタシン―――――――呼吸抑制
塩酸リトドリン―――――――動脈管収縮
副腎皮質ステロイド―――――新生児けいれん
硫酸マグネシウム――――――心筋肥厚
ワルファリン――――――――脳出血

解答: e

104A17の解説

a インドメタシンは胎児の動脈管を収縮させるが、呼吸抑制とは関連がない。
b 塩酸リトドリンは子宮収縮を抑制するβ刺激薬である。
c 副腎皮質ステロイドは胎児の肺成熟促進作用があるが、新生児けいれんには効果は認められていない。
d 硫酸マグネシウムは子癇発作時の治療に用い、心筋肥厚は起こさない。
e 正しい。ワルファリンの抗凝固作用により脳出血を起こしやすくなる。

正答率:82%

テーマ:母体に投与した薬物と児への影響の組合せ

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