103I64

52歳の男性。上腹部の不快感を主訴に来院した。色素散布後の上部消化管内視鏡写真(A)と生検組織のH-E染色標本(B)とを別に示す。
治療として適切なのはどれか。
胃粘膜保護薬投与
プロトンポンプ阻害薬投与
Helicobacter pylori除菌療法
内視鏡的粘膜切除術
胃切除術

解答: e

103I64の解説

上部消化管内視鏡では胃前庭部に陥凹を伴う隆起性病変を認める。またH-E染色では印環細胞を認め、低分化型のIII型早期胃癌が疑われる。
a 胃癌の治療として不適切。
b 胃十二指腸潰瘍などの治療法である。
c 除菌したところで胃癌の治療とはならない。
d 低分子型の胃癌に対しては内視鏡的治療は適応とならない。
e 正しい。印環細胞癌に対しては胃切除が基本である。

正答率:80%

テーマ:印環細胞癌の治療

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