102I37

ブドウ球菌食中毒について正しいのはどれか。2つ選べ
食品の加熱で予防する。
患者には抗菌薬を投与する。
予防には使い捨て手袋が用いられる。
魚介類が原因食品であることが多い。
食中毒またはその疑いと診断した場合、直ちに保健所に届け出る。

解答: c,e

102I37の解説

a・b 黄色ブドウ球菌など外毒素が原因になる食中毒には、加熱や抗菌薬は無効である。
c 正しい。黄色ブドウ球菌は皮膚の常在菌であり接触感染によるので、予防には使い捨て手袋が有用。
d 弁当やおにぎりが原因食品であることが多い。魚介類が原因の場合、腸炎ビブリオなどを想起する。
e 正しい。『食品衛生法』に基づき、食中毒またはその疑いと診断した場合、直ちに保健所に届け出る。

正答率:76%

テーマ:ブドウ球菌食中毒について

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