101F52

閉経後の女性に対するエストロゲン補充療法の禁忌はどれか。
認知症
うつ病
骨粗鬆症
脂質異常症
静脈血栓症

解答: e

101F52の解説

a・b 更年期障害による精神神経疾患に対し、ホルモン補充は有用である。
c エストロゲンの低下により、骨密度・塩量の減少が生じているため、エストロゲン療法は良い適応となる。
d 閉経後は、肝臓へのエストロゲン低下や副腎でのコレステロール由来のホルモン産生が低下しているため、高脂血症へのエストロゲン補充は有用である。
e 正しい。エストロゲンを補充することで凝固系が亢進するため、静脈血栓症へは禁忌となる。

正答率:82%

テーマ:閉経後の女性に対するエストロゲン補充療法の禁忌

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