101F15

硝子体出血をきたすのはどれか。2つ選べ
網膜裂孔
網膜色素変性
虚血性視神経症
網膜中心静脈閉塞症
Vogt-小柳-原田症候群

解答: a,d

101F15の解説

a 正しい。萎縮部位や牽引部位に裂孔が生じることがあるが、同部位に網膜血管があると引き裂かれて出血することがある。
b 視細胞の変性が主体の疾患である。
c 視神経症は眼内の話ではないので硝子体出血はきたさない。
d 正しい。静脈が閉塞し、毛細血管が破綻することで網膜に火焔状出血をきたす。その後、網膜虚血が進むと新生血管が生じ、硝子体出血となる場合がある。
e 肉芽腫性のぶどう膜炎が主体である。メラニンへの自己免疫が原因であり、硝子体出血はきたさない。

正答率:54%

テーマ:硝子体出血をきたす疾患

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