100C17

この患児でみられるのはどれか。2つ選べ
Babinski徴候
Blumberg徴候
Brudzinski徴候
Kernig徴候
Romberg徴候

解答: c,d

100C17の解説

a 足底をさすると母趾は底屈するため、Babinski徴候は陰性である。陽性であれば背屈となるが、正常では2歳頃消失する。
b Blumberg徴候は腹膜刺激症状であるが、本例では腹部所見に乏しく、みられる可能性は低い。
c 正しい。頸部を前屈すると股関節と膝関節とで下肢が屈曲するのは、Brudzinski徴候のことである。
d 正しい。両下肢を伸展位で挙上すると膝が屈曲するのは、Kernig徴候のことである。
e Romberg徴候は脊髄後索障害を調べる位置覚試験であり、本例では臨床像からみられない。

正答率:65%

テーマ:【長文2/3】髄膜炎でみられる徴候

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