100B30

前胸壁に下行性の静脈怒張を認めるのはどれか。
肝硬変
肺血栓塞栓症
上大静脈症候群
Budd-Chiari症候群
骨盤内深部静脈血栓症

解答: c

100B30の解説

a 肝硬変では遠肝性に側副血行が形成される。
b 肺血栓塞栓症では突然発症のため側副血行は認めることは一般的ではない。
c 正しい。悪性腫瘍や大動脈瘤などにより上大静脈の還流障害を認め、下行性に側副血行が形成される。
d Budd-Chiari症候群は上行性に側副血行が形成される。
e 骨盤内深部静脈血栓症で静脈怒張を認めることは少ない。

正答率:70%

テーマ:前胸壁に下行性の静脈怒張を認める疾患

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