解決済 - 02.内分泌代謝

SIADHについて

SIADHにおいてNaの大幅低下により、ADHが下がらなくてはいけない という説明をなされていて、そこに関しては理解することができたのですが、その後 感度以上で増加している と説明があり理解が追いつかなかったのですが、結局なぜADHは増加するのでしょうか?

回答4件

  • 本来感度以下になってなくてはならないものが、感度以上だとすれば、それは増加してると言えませんか?

    • 御回答ありがとうございます。言葉足らずで申し訳ありません。なぜ感度以上になるのか が気になってしまいました。もしよければその点について教えていただきたいです。

  • 一定量以上に増えたら「感度以上」になると思うのですが......。
    「感度」という用語の意味でしょうか?
    こちらこそ、質問の意図がわからず申し訳ないです。

  • 本来感度以下のはずのADHが感度以上
    ↑上昇していると解釈する

    上記に関しては解決でしょうか。

    SIADHの病態は、不適合分泌
    という言葉から分かるとおり
    本来抑制されるべきADHが
    抑制されずに分泌されている
    ということですが、
    じゃあなぜ分泌されてしまうのか、
    というのがみくりあ様の
    疑問なのでしょうか。

    ADH分泌の原因は様々で、
    ADH分泌腫瘍(SCLC,悪性中皮腫など様々な悪性腫瘍),肺結核,薬剤など有名なもの以外にも
    血漿浸透圧上昇,細胞外液低下,血圧低下,嘔吐・疼痛・ストレス,甲状腺機能低下などが
    原因になります。

    ADH分泌腫瘍などはADHが
    絶対的に過剰で理解が容易ですが
    浸透圧受容器の異常や
    ADHの受容体であるV2受容体が
    過敏になっている場合などは
    相対的過剰(ADHの量のわりに自由水の再吸収が亢進し血漿Na濃度が低い,または血漿Na濃度が低いわりにADHが分泌されてしまっている)
    になっているので少しややこしい
    かもしれません。

    ちなみに自由水の再吸収が亢進し
    腎血流が増加するため
    renin,ひいてはRAA系が抑制されることも
    低Na血症に拍車をかけているようです。

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