腹壁静脈の怒張について

門脈圧亢進による腹壁静脈の怒張について質問です。
肝硬変などでは、腹壁皮下静脈の怒張が臍部から放射状(メデューサの頭)に見られる。一方で、Budd-Chiaki症候群は下大静脈が閉塞するため下肢からの血流が腹壁静脈を流れ、上行性の怒張が見られると暗記しています。
ここで疑問に思ったのですが、肝硬変もBudd-Chiaki症候群も門脈圧が亢進しているのでどちらにもメデューサの頭が見られるのではないかと思いました。
なぜ、Budd-Chiaki症候群は上行性の腹壁怒張のみが見られるのでしょうか。
どなたかお答えいただけると幸いです。
よろしくお願いします。

回答2件

  • 「あたらしい内科外科⑨肝胆膵」で解説させていただいております。よろしければそちらを参照ください。

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