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脱水における尿量

高張性脱水と低張性脱水では前者の方が尿量減少が顕著であるという事実の病態が理解できません。
低張性脱水は細胞外→細胞内に水が移動するから循環不全が起き尿量減少しやすいと考えてしまいます。お時間があればどなたか手助けいただけたらと思います。

回答1件

  • 主に細胞外液の浸透圧=水バランス、量=Naバランスでコントロールされているので、
    ①浸透圧は上がるか下がるか(=水・ADHの動き)
    ②細胞外液量は増えるか減るか(=Na・RAA系の動き)
    を別々に考えてみてはどうでしょうか。
    高張性脱水は①高張性=浸透圧↑=水再吸収亢進、②は脱水=細胞外液量↓=Na再吸収亢進 で尿量は減少します。
    低張性脱水は①低張性=浸透圧↓=水再吸収低下、②は脱水=細胞外液量↓=Na再吸収亢進 で比較して尿量は増加します。

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