解決済 - 09.肝胆膵

肝細胞癌 Child B 肝外転移症例の療法

お世話になります。
表題の件、肝外転移があった場合にChild Aであれば分子標的薬が適応になると思います。
その症例が若干悪化した場合、Child Bの肝外転移あり、という症例も当然あると思うのですが、
そうした場合の治療選択はどうなるのでしょうか?
ご教示いただけますと幸甚です。

回答5件

  • こういうことで良いんでしょうか...?

    <治療選択の考え方>
    ・まずは①局所療法、肝切除できないか
      →次に②TAE, TACEできないか
      →以上できない場合、ChildAなら③分子標的薬が適応
      →最終手段が④リザーバー動注

    つまり、上記の様な症例では③までに適用となる治療法がないため
    緩和的にリザーバー動注を行う。

    どなたかご確認いただけますと幸甚です、宜しくお願い致します。

  • なるほど、理解しました。
    https://www.jsh.or.jp/files/uploads/20373_肝癌診療ガイドライン2017年版%20第4版1刷%E3%80%80第7章.pdf

    ↑のCQ43ですね。↑の「はじめに」も参考になると思いますが、おそらく分子標的薬が最近の話すぎてまだガイドラインで推奨するほどのエビデンスがない、ということなのかもしれません。
     
    つまり、Child Bの肝外転移例では現時点では推奨される治療がない、ということでしょう。
    実症例があったら症例検討会等でみなさんで話し合って治療決めるのだと思います。

    • 穂積先生、ご返信いただいていたにもかかわらず確認しておらず申し訳ありません!
      ご説明に納得いたしました、そのあたりについてはコンセンサスがないので、
      少なくとも試験としては出ない!という認識で良さそうですね。笑
      細かい点に丁寧にご返信いただき、ありがとうございました!

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。

  • 関連トピック

    なし