解決済 - 07.循環器

肥大型心筋症について

拡張相肥大型心筋症と拡張型心筋症の違いがよくわかりません。拡張相肥大型心筋症が起きるメカニズムをご存知の方は教えてください。

回答2件

  • 肥大型心筋症の一部において、拡張型心筋症類似の病態に移行するものと理解しています。
    なので拡張相という形容詞が肥大型心筋症というメインの疾患名にくっついています。
    正確な機序がハッキリしていないようですが診断はHCMの後に左室径の拡大、壁の菲薄化(肥大したのに!?って思うけど)が起こっていれば診断って感じでよいと思ってます。
    肥大と薄くなるというプラスマイナス0の病態から収縮能は保たれやすいようですが、やはり泣きっ面に蜂って感じで予後は悪いようです。

  • 肥大型心筋症も心不全が進行すると1回拍出量を保とうとして左室容積を広げようとします。なので拡張相に移行した肥大型心筋症という言い方をします。拡張相に移行してしまった肥大型心筋症はDCMと区別がつかなくなります。
    左室拡張末期容積100mlのEF60%と200mlでEF30%では一回拍出量が同じですよね。
    ハーバード大学心臓の病態生理に詳しく載っているので確認してみてください。

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