肝硬変において類洞圧があがるのはわかるのですが、WHVP(閉塞性肝静脈圧)が上がるのはどうしてですか?後類洞が閉塞した場合、類洞と、WHVPでバルーンを膨らませる位置である肝静脈と下大静脈の合流部の間で閉塞することになるので、類洞圧は上がれどWHVPは下がる気がするのですが…
テキストに「類洞〜後類洞での」とあるように、障害範囲が広いためです。
返信ありがとうございます!
類洞〜後類洞で障害範囲が広いとはいえそれは全てバルーンを膨らませる場所よりも血流的に上流の地点での閉塞なので関係なく、WHVPの検査値に影響しない気がしました。
だからすみませんが、肝硬変でWHVPに値が上がる機序をもう少し詳しく教えて欲しいです。よろしくお願いします。
下記サイトが参考になるでしょう。
https://medical-checkup.biz/archives/13738
http://hbvhbv.info/forum/forum-viewthread-action-printable-tid-969847.html
回答ありがとうございます。
サイト拝見しました。しかし、残念ながら僕が納得できる情報はなく、やはり腑に落ちませんでした… すみません。
WHVPとは肝静脈をバルーンで完全閉塞できる最小の圧であり、肝静脈をバルーンを用いて完全閉塞しているということは、類同圧と肝静脈圧がほぼ同じ圧になると考えられる。(類同〜肝静脈が完全閉塞している場合は考えないものとする。)
ゆえに、類同圧が上昇する疾患ならばWHVP圧も上昇する。
この考えが正しいかはわかりませんし、ソースもありませんが、投稿者様の参考になれば幸いです。
おそらくWHVPの測定方法が関係しているのだと思います。
他の文献によると、「カテーテルを肝静脈に挿入し、そのカテーテルが締め付けられ、これ以上挿入できなくなった状態の圧」と記載がありました。
つまり、肝硬変により閉塞が起きている部分の圧力を測定していて、閉塞部分より後の肝静脈の圧力を測定しているわけではない
と考えられます。
言い換えれば、類洞とギリギリ同一空間の部分の圧力を測定しているようなので、WHVPは高くなると思われます。
僕もここで疑問に思ったので、稚拙ではあるかもしれませんが、個人的な解釈を載せておきます。参考になれば幸いです。
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