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2019特講シリーズ⑧計算問題 p33 Cild-Pugh 分類 例題

2019特講シリーズ⑧計算問題 p33 Cild-Pugh 分類に掲載されている例題に関する質問です。
Child-Pugh 分類の脳症の項目についてです。
本問の解説ではⅢ度とのことでした。
year note 2020 の「肝性脳症」のページに記載されている「第12回犬山シンポジウム 1981年」を参照したところ、
Ⅱ度の記載に「時に傾眠傾向(普通の呼び掛けで開眼し、会話ができる)」、Ⅲ度の記載に「嗜眠傾向(ほとんど眠っている),外的刺激で開眼しうるが、医師の指示に従わない、または従えない」とありました。
本症例では。「呼び掛けに開眼し、意思疎通も可能」とあるので、脳症はⅡ度なのではないかと考えました。どう考えるのがベストでしょうか。

回答4件

  • 確かに肝性脳症の分類からすれば微妙なところですが、仮にII度とすると、Child-Pugh 分類の合計点数が脳症の項目は2点になってしまいます。他の項目はゆるぎなく9点で、選択肢には12点しかないことをあわせると脳症は3点(=III度寄り)と考える方がよいのかなと思いました。
    お答えになっていれば幸いです。

    • 解答ありがとうございます。
      確かに問題を解く上ではその解釈になることを納得いたしました。あまりこだわりすぎないほうが良いのかもしれません。

      しかし、現在、肝臓癌の治療法にもChild-Pugh分類が用いられる様になったので、脳症Ⅱ度とⅢ度の良い鑑別の目安などがありましたら、教えていただけると幸いです。

    • 好廣勝哉さんのおっしゃる通りの理解でよいと思います。
      ただ、II度とIII度の境目は微妙ですし症状に波があることもございますので、やはり総合的に、他の項目と選択肢との兼ね合いで判断するのがよいかと存じます。

  • 御丁寧にありがとうございます。
    その様に対処しようとおもいます。

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