褐色細胞腫で、レニン活性が上がる機序はなんですか?
初歩的で申し訳ないですが、教えてくださると助かります。
褐色細胞腫からの異所性カテコラミン異常分泌で高血圧→レニン活性さがるのでは?
と単純な思考をしてしまいます。
β作用があるので、レニン活性が上がるんだと思います。
褐色細胞腫における高血圧の機序はβ作用による心拍出量の増加とα作用による末梢血管収縮の抵抗上昇の両方があります。
しかしながら、α作用で容量血管の収縮も生じてしまい、循環血液量は減少してしまいます。
この循環血液量の減少によってレニン分泌は亢進すると考えられています。
また、副腎に腫瘍ができているため、この腫瘍が物理的に腎動脈を圧排してしまい、腎血流量が低下してレニン分泌が亢進することもあるようです。
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