2018年の泌尿器科chapter3の膀胱炎の講義で、原因の多くは大腸菌で、血尿で病院に行くことが多いとおっしゃっていたのですが、病気が見える腎・泌尿器vol8第2版p251膀胱炎のカテゴリーの中の急性単純性膀胱炎には血尿の記載がなく、出血性膀胱炎に血尿の記載がありました。前者の原因として、大腸菌などの上行感染と記載してあり、後者の原因として薬剤性やウイルス感染などの非細菌性と記載がありました。ここで、大腸菌などの細菌上行感染が血尿を引き起こすのかが疑問になりました。
そこで、標準泌尿器科学第9版のp186,189を見ると、やはり急性単純性膀胱炎の症状に血尿があるという記載がなく、一方、出血性膀胱炎には『肉眼的血尿を主訴とする非細菌性膀胱炎』(引用)と記載されていました。
質問としては、講義では膀胱炎で血尿を症状として訴えると説明されていたので、果たしてそれが膀胱炎の中の出血性膀胱炎の話に限ってのことなのか?そうではなく、大腸菌など細菌性を含めて膀胱炎全体で血尿が症状としてあるということなのか?また、そうであれば、細菌性の膀胱炎で血尿がある記載が見当たらないので、どういうことなのか(例えば教科書的には単純性膀胱炎で血尿の記載がないが、実臨床では血尿があるなど)?
とても冗長な文章で、質問内容もとても細かい部分で議論する必要がないかもしれないのですが、気になってしまったので、見識のある方、ご回答していただけると幸いです。
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/guideline2009/10-2.html
↑サクッとググった範囲ですが、ガイドライン2009の診断1ポチ目に「ときに肉眼的血尿を伴うことがある」と記載ありました。
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