『過労死』や『いじめによる自殺』などが社会問題となっていますが、統計では健康問題が自殺の最多の原因となっています。
そこで、質問なのですが、長時間労働やいじめによってうつ病を発症し自殺した場合は、自殺の直接的な原因はうつ病なので、原因は健康問題になるのでしょうか?
それとも、うつ病の原因である勤務問題や学校問題として扱うのでしょうか?
よろしくお願いします。
厚生労働省ホームページの下記リンクが参考になると思います。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/jisatsu/jisatsu_year.html
こちらのページ内の「平成29年中における自殺の状況」の欄に掲載されている「付録1 年齢別、原因・動機別自殺者数」というPDF文書の末尾には、「遺書等の自殺を裏付ける資料により明らかに推定できる原因・動機を自殺者一人につき3つまで計上する」との記載があります。
従いまして、ご質問のようなケースでは、健康問題(うつ病)と、勤務問題/学校問題の両方が計上されると思います。
ちなみに、平成29年の統計で健康問題の内訳をみてみると、69歳までは「病気の悩み・影響(うつ病)」が最多、70歳以降は「病気の悩み(身体の病気)」が最多となっています。ご参考までに。
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