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急性腎不全の治療

腎前性と腎性の腎不全の治療が特に理解できていません。腎前性腎不全における脱水の場合は輸液することで治療になるというのはわかるのですが、場合によっては治療に利尿薬を用いる、というのも目にします。これはどんな意義があるのでしょうか。おそらく乏尿期、利尿期という病態が治療に関係しているのかなとは思ったのですが、これについてうまく説明している文献が見当たらないため、質問させていただきました。

回答4件

  • 例えば、低心機能の患者さんを想像してみてはいかがでしょうか。低心機能=心臓から血液がでていかない→腎臓まで血液が届かない→腎前性腎不全となる→輸液が必要(もちろん強心薬も併用しますが)。一方で、血液が心臓から出ていかない→肺うっ血→呼吸苦→利尿薬が必要。
    基本はおっしゃる通り腎前性→volumeを入れる、でいいと思いますよ。
    お答えになっていれば幸いです。

  • ご回答ありがとうございます。心不全について例を挙げて頂き、よくわかりました。ただ、腎性の腎不全の場合はどう治療していけばよいでしょうか。腎臓の尿濃縮機能が低下しているという点で腎前性の腎不全とは病態が異なると思いますが、この場合も輸液で対処していいものでしょうか。

  • 腎性の場合にはそれぞれの原因疾患に対応して治療すべきかと存じます。

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