解決済 - 07.循環器

大動脈バルーンパンピング法(IABP法)の収縮期圧低下の仕組みが分かりません

大動脈バルーンパンピング法(IABP法)では、収縮期圧(BP)は低下するとされています。このmedu4の「あたらしい内科・外科⑦」においても、「後負荷(TPP)が低下するので収縮期血圧も低下」とされています。しかし、後負荷の減少と言うことは心拍出量(CO)は上昇するはずです。実際、「あたらしい内科・外科⑦」でもCO↑と穂澄先生は仰っております。一般に「BP=CO×TPP」であり、いまCO上昇、TPP減少なので、「作用が打ち消し合ってBPはほぼ変化無し」ということにはならないのでしょうか?

回答1件

  • よくある、にわとりと卵の議論かと思いました。

     バルーン拡張→後負荷低下→心拍出up
    の順番ですので、後負荷低下の方が優先されます。
    今回は上記のロジックに、心拍出up→血圧上昇?
    と新規に矢印をつないだため問題が発生してしまいます。

    同様のロジックでハマってしまう例として、
     下垂体機能不全→ACTH低下→コルチゾール低下→feed back→ACTH増加?

    など数パターンあります。矢印をつなげすぎないことがポイントと言えましょう。

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