114回受験生向け・2019年3月〜2020年2月の学習の流れ

114回国試受験生(2019年4月段階で6年生 or 浪人生)に向けた、medu4 SCHOOL教材を用いたオススメの学習計画について本記事ではご説明します。
※4, 5年生向けの学習スケジュールはこちらの動画(←冒頭からフルで見れます)内、こちらの部分(←同動画内スケジュールの部分に直接移動します)で詳説していますので参照ください。なお、この動画は2018年度版についての解説ですので、2019年度版とは異なることもございます(特に2019年度版でコマ数が変動しているため、1つの目安に用いてください)。

3月

・113回国試の合格発表が2019年3月18日。新6年生(現5年生)はこの日から真の意味で国試受験生となります。また、残念ながら不合格が決まってしまった浪人生はこの日から気分を切り替えて始動するか、引き続き4月〜5月をダラダラ過ごしてしまうか、で大きな違いが出てきます。

・3月中に大切なことは以下の3つです。
  ①次回国試までの10か月間を完走するための確固たる意志を自分の中に作る。
  ②メインで使う学習媒体を決める。(medu4でオンライン学習? 予備校に通う? 市販の書籍で学ぶ?)
  ③1科目でもよいので、とにかく実際の勉強を開始する。 

国試に失敗してしまう受験生の大半が上記1〜3を十分に成し遂げられなかったことが原因です。つまり、上記3つを裏返せば;
  ①' 「仕方ないから勉強する」のような低いモチベーションで日々を送ってしまう。
  ②' あれもこれも手を出してブレブレになってしまう。
  ③' 「まだ3月だから後でいいや」がやがて「まだ4月だから」「まだ5月だから」となって、結局勉強のスタートが遅い。
 のような姿勢の受験生は有意に国試不合格になりやすいです。

・medu4 SCHOOLでは3月中旬から『あたらしいシリーズ』の配信を開始します。3月中に最初の1〜2科目を修了できれば他の受験生と大きく差をつけ、スタードダッシュを切れます

113回で不合格になってしまった浪人生に特に3月中に取り組んでほしいのが『113回必修問題解説講座』です(詳細はこちら)。必修の得点が不足して不合格になってしまった方はもちろん、必修の得点は足りたが他の要因で落ちてしまったという方も是非受講ください。冷静な視点から自身の受けた国試を振り返り、昨年までの自分に何が足りていなかったのか、そして今年は何を習得すればよいのか。この講座を受講することでこうした分析ができ、10か月間の方向性を定めることができます。久しぶりに医学の勉強を再開される方も多く、この講座はよい意味でリハビリも兼ねてくれるはずです。

4月

・6年生は正式に進学し、浪人生向け各予備校も開講し、新学期らしい雰囲気が出てくる時期です。裏を返せば、多くの受験生が学習を始めるタイミング*でもあり、周囲の友人でも様々なスタイルの勉強方法をとる人が現れるでしょう。しかしながら周囲の人がどのような勉強方法を採用しようと、自分が信じた学習を貫き、継続すべきです。年間通じてブレブレのスタイルが国試合格には天敵となります。
 *つまりは3月中から学習に着手できれば、大半の受験生に対してリードをとることが可能です。

6月末を目処に『あたらしい内科外科』(全約100コマ)を完走しましょう。

・浪人生など比較的勉強に時間の取れる方は1日2コマ受講してください。この場合、平日に2×5=10コマの受講をし、土日は新規受講をやめ、復習または休息にします(全10週で完走)。

・現役6年生は平日に大学があるため2コマもみれないはずです。その場合、①平日は1日0.5コマ[つまりは2日に1コマ]で、土日に1日2コマ(週6.5コマで15週完走)または②平日は0コマで土日に1日3コマずつ(週6コマで16週完走)のいずれかがオススメです。

5月

・上記のように、6月末修了を目安に『あたらしい内科外科』を継続受講します。

・浪人生や比較的勉強の時間のとれる現役6年生は『テストゼミ①基礎篇』も併用していくとよいでしょう。これは科目ごとのテストゼミになりますので、『あたらしいシリーズ』を1科目修了するごとに『テストゼミ①基礎篇』の該当科目を受験する、というパラレルな学習がオススメ。Output力の強化になります。
 ※『テストゼミ①基礎篇』についての詳細はこちら

・月〜金曜日は『あたらしいシリーズ』を1日2コマ受講し、土曜日は復習に徹し、日曜日の朝一で『テストゼミ①基礎篇』を受験してみる、なんていうスタイルもよいですね。テストという締切を自分に用意することで、復習がはかどります。『テストゼミシリーズ』では各回とも合格点を設定していますので、無事に日曜の午前中に合格点が取れれば、午後はご褒美として好きなことをする。合格点を下回ってしまったら、罰として午後は再度その科目を復習し直す。.......こんな感じの勉強も面白いでしょう。

5月病という名前もあるように、受験生はメンタルがやられやすい最初の時期です。疲れを感じたら十分に休憩を取る、など体調管理を徹底してください。

6月

・上記のように、6月末修了を目安に『あたらしい内科外科』を継続受講します。

・このころからマッチングが本格化します。複数の病院を受験される方はそれぞれの就職試験の対策もせねばならず、夏にかけて国試の勉強が滞りがちです。ここでの停滞もあらかじめ視野に入れて早期に学習を進められるとよいですね。

・『あたらしい内科外科』が修了したら、『あたらしい産小老』に進んでください。

7月

・『あたらしい産小老』(全34コマ)を内科外科と同じペースで進めます。34コマですので、1か月程度で完走できるでしょう。
 ※『テストゼミ①基礎篇』も併用。

・すでに多くの方が実感されているように、医学的知識の忘却は恐るべき早さでやってきます。産小老の新規受講をする傍ら、内科外科の復習も並行していきたいところです。7〜9月は夏です。夏は受験生の天王山。内科外科の復習時間は学習時間を増やしてカバー*してください。この時期であれば標準的には1日平均6時間は最低学習したいところ。
 *どうしても時間の確保が難しい場合、1日あたりの新規受講コマ数を減らして対処します。

・どれほど口を酸っぱくして受験生に指導しても一定確率でみなさんやってしまいがちなのが、「新規受講のコマ数を増やしすぎて、復習に手が回らず、とりあえず講義は全部見たけど何も覚えてない」というパターン。こういう事態になってしまう気持ちは痛いほど分かるのですが、ハッキリ言って最悪の事態です。こうならないためにも、復習に手がまわらないときには1日あたりの新規受講コマ数を減らして対処するようにしてください。

8月

・『あたらしいマイナー』(全44コマ)をこれまでと同じペースで進めます。44コマですので、1か月半で完走できるでしょう。
 ※『テストゼミ①基礎篇』も併用。

・このころに例年、各予備校の夏模試が開催されます。9月末までに最低1つは模試を受験することを勧めます。模試受験までに『あたらしいマイナー』まで終わっていると見通しがよいでしょう。

・8月には『113回Update』がリリースされます。2018年度版以前の講座を受講された方はこちらを受講し、テキストを最新にしましょう。
 ※2019年度版の講座を受講されているかたは既にすべて113回内容が含まれますので、この講座の受講は不要です。
 ※Updateシリーズについての詳細はこちら

9月

・『あたらしい救中麻』(全12コマ)と『あたらしい公衆衛生』(全15コマ)を10月中旬完走を目処にこれまでと同じペースで進めます。公衆衛生まで修了すれば医師国家試験対策の全科目が終わったことになります。

・学習した科目が増えるにともない、復習すべき科目も加速度級に増えていきます。復習が手一杯になるとストレスも溜まってきます。そんなときのために何周目かによって復習方法を変えてみるのは1つの手です。

・何周目かによって復習方法を変えてみる例として、1周目はオンライン講義を新規受講し、その日のうちに穴埋めを覚え込む。2周目は次の科目領域(例えばマイナー新規受講中は産小老)と並行してやることにして、臨床像を完璧にする。3周目は10月〜12月にやることとし、その際には練習問題を解きまくる。......こんな具合です。3周して『あたらしいシリーズ』のChapter PointsとExerciseを双方完璧にすれば国試勉強は80%終わったようなものです。

10月

・10月中旬を目処に全科目の『あたらしいシリーズ』を完走させましょう。個人差の範囲でうまく学習が進まない方も例年出てきますが、それでも10月末までにはなんとしてでも(この場合、少し理解度や復習が追いつかなくなってしまったとしても)全科目を修了させてください。数万人に及ぶ医師国家試験受験生をみてまいりましたが、11月まで基本事項の習得を伸ばしてしまった受験生は合格率が極端に落ちます
 ※だからこそ、3月や4月のなるべく早い時期から学習を開始したいものです。

・全科目の学習がひととおり修了したら、『あたらしいシリーズ』の3周目をこなしつつ、サプリメント的に他講座を補っていくのがベストです。そのサプリメント的講座の代表格が『特講シリーズ』。

・medu4 SCHOOLでは10月から『特講シリーズ』を配信開始します。過去問的知識は『あたらしいシリーズ』で完璧なのですが、さらなる対策をしておくことでより合格が万全になる事項があります;
 ①近年のトピック的なテーマ(栄養や臨床評価)
 ②科目にとらわれない切り口でのまとめ(必修や症候論)
 ③臨床的側面のきわめて強い事項(輸液や酸塩基、抗菌薬)
 ④なかなか『あたらしいシリーズ』でまとめきれない事柄(禁忌肢や計算問題)
 ⑤裏技・テクニック
などが代表的です。『特講シリーズ』では最短1講座2コマから、とコンパクトにこれらのテーマにしぼってかゆいところに手が届く講義を提供します。
 ※『特講シリーズ』各講座の詳細についてはこちら

・もう1つのサプリメント的講座として『テストゼミシリーズ』が挙げられます。進行が順調な方は10月から②標準篇にとりかかれるとよいでしょう。
 ※やり方等については以下の11月に示します。

 

11月

・国試まであと3か月程度となり、そろそろ直前期といえる時期です。この時期のポイントは、Output的な学習を増やしていくこと。medu4 SCHOOLでは『テストゼミシリーズ』の②〜④で分野横断的な実戦力養成をご提供します。②標準篇と③融合篇は可能であれば年内に受講完了できるとよいでしょう(③は1月冒頭に少し持ち越してしまっても構いません)。
 ※『テストゼミシリーズ②〜④』についての詳細はこちら

・11月の標準的な週間学習スケジュールをお示しします。
  月曜日〜金曜日:午前中に『あたらしいシリーズ』3周目、午後に『特講シリーズ』1コマ受講、夜に国試過去問を回数別で1日1ブロック。
  土曜日:午前中にその週に受講した『特講シリーズ』の復習、午後にその週に取り組んだ国試回数別を復習。
  日曜日:テストゼミを1コマ分受験(②→③の順)。該当講義も受講。終了後は反省点を洗い出し、翌週の学習計画を練る。

・上記でお書きした国試回数別ですが、可能であれば直近5年分は年内に1周したいところです。このやり方については以下に書きます。

12月

・引き続き、『あたらしいシリーズ』3周目+『特講シリーズ』+『テストゼミ②③』+国試過去問回数別演習で学習を進めます。

・国試回数別の直近5年分について、『あたらしいシリーズ』に90%以上の問題がすでに掲載されています。そのため、秋口までの学習を丁寧に進められた方にとってはほぼ全問が復習にすぎません。が、年度ごと・ブロックごとに改めて国試を見据えることで、本番意識が高まり実戦力がつきます。1日1ブロック(例えば113回のAブロックのみ)に取り組むことを進めます。回数別の過去問集で実施してもよいですし、medu4.comのカスタム演習で実施しても構いません。直近5年分ですと、全39ブロックあります。112回や113回の重たいブロックには2日かかってしまうこともあるかもしれませんが、11〜12月で全5年分の確認ができるとベスト。

・年末から年明けにかけて各予備校の冬模試が開催されます。直前期であるこの時期に最低1つは模試を受けておくとよいでしょう。

・12月〜1月末にかけては受験勉強の極期です。1日最低10時間の学習を目標とし、日々がんばりましょう!

1月

・1月にはmedu4 SCHOOLの直前講座『国試究極MAP』が配信されます。これを最低2周、できれば3周してください。
 ※昨年度版のご案内にはなりますが、『国試究極MAP』についての詳細はこちら

・年内にひととおりみておいた直近5年分の過去問のうち、間違えてしまった問題や怪しい問題を再度解き直しましょう。また、これまで受験した模試も振り返りができるベストです。

・国試過去問ばかり解いていると、次第に脳が鈍麻してきて、新作問題への対応力が下がります。そこでオススメなのが、『テストゼミ④予想篇』。この講座は全問medu4のオリジナル問題で構成されますので、思考力や勘を本番当日まで鈍らせずに維持することが可能です。

・この時期はSNS等を中心に、全国の受験生があれこれ根も葉もない噂を立てたり、とにかく受験生のメンタルが揺さぶられる時期です(2月に入ってしまえばある意味もう時間がないのでドッシリ構えられる人が多いようなのですが)。これまでやってきたことを信じて、揺らがずに穏やかに日々を過ごされるとよいでしょう。

2月

・例年通りであれば、2020年2月8日と9日が国試本番です。ここまでの約1週間で何をするかがポイント。

・まず行いたいのは、公衆衛生の数値や計算問題など、ピンポイントの暗記が得点に直結するものの復習です。
 ※ここまでの学習でピンポイントな苦手分野が浮き彫りになった場合、受講していなかった『特講シリーズ』(計算問題特講など)をみてみるのも手です。

・それから、11〜1月で取り組んだ問題(国試回数別過去問、模試、テストゼミなど)のうち、何度も間違えてしまうものを最終チェックします。

最後はやはりメンタルとの戦いです。体調管理も徹底し、無事に本番を迎えられればmedu4 SCHOOL講座で早期から対策してきた受験生は落ちる余地がありません!