108G21

集中治療室で撮影されたポータブル胸部エックス線写真を別に示す。
認められるのはどれか。
右側に気胸がある。
胃管の留置位置が深い。
左下葉に無気肺がある。
気管チューブの留置位置が深い。
中心静脈カテーテルの留置位置が深い。

解答: d

108G21の解説

画像解説を参照。気管チューブと中心静脈カテーテル・胃管の3本が挿入されているため、通常のエックス線読影より難易度が高い。1つ1つの管を丁寧に読影していく必要がある。
a 特に気胸は指摘できない。
b 胃管の先端は胃泡内にあり、適正。
c 左下葉にはしっかりと含気がみられる。
d 正しい。気管チューブの先端は本来、気管分岐部より頭側にあるべきである。現在、右の主気管支内に先端があるため深い。
e 中心静脈カテーテルの先端は上大静脈内にあり、適正。
画像解説

正答率:87%

テーマ:集中治療室でのエックス線写真から言えること

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