108E36

胸痛の原因を推論する際の考え方として正しいのはどれか。2つ選べ
多量の冷汗を伴う胸痛は緊急性が高い。
吸気時に増強する胸痛は冠動脈疾患の可能性が高い。
胸痛部位に圧痛を示す場合は冠動脈疾患の可能性が低い。
夕方に胸痛を訴える場合は冠攣縮性狭心症の可能性が高い。
ニトログリセリン錠を舌下投与後1時間で胸痛が軽快しはじめる場合は労作性狭心症の可能性が高い。

解答: a,c

108E36の解説

a 正しい。多量の冷汗は交感神経亢進状態を示しており、血圧低下等、緊急性の高い状況を示唆する。
b 吸気時に増強する胸痛は心膜炎でみられる。
c 正しい。胸痛部位に圧痛を示す場合は肋間神経痛や皮膚炎の可能性が高い。
d 早朝に胸痛を訴える場合は冠攣縮性狭心症の可能性が高い。
e 労作性狭心症では、ニトログリセリン錠の舌下投与後数分で胸痛は軽快する。

正答率:60%

テーマ:胸痛の原因の推論

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