111I64

20歳の男性。右顔面の青色の色素斑を主訴に来院した。3年前から色素斑が出現し、次第に濃くなってきたため受診した。顔面の写真を別に示す。

この疾患について正しいのはどれか。

表皮顆粒層のメラニン沈着による。
レーザー治療が有効である。
日本人では少ない。
悪性化しやすい。
遺伝性である。

解答: b

111I64の解説

20歳男性の顔面にみられる青色色素斑。画像上、太田母斑である。
a 真皮メラノサイトの産生するメラニンが原因となる。
b 正しい。レーザー治療が有効。
c 白人に比べ、日本人に多い。
d 良性病変であり、悪性化はまれ。
e 遺伝性はない。
101H49の類題。

正答率:85%

テーマ:太田母斑について

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし