111I23

産科異常と処置の組合せで正しいのはどれか。

横 位 --------- 分娩誘発
子宮破裂 --------- 開腹手術
頸管裂傷 --------- 頸管縫縮術
弛緩出血 --------- β2刺激薬投与
絨毛膜羊膜炎 --------- 副腎皮質ステロイド投与

解答: b

111I23の解説

a 横位は経膣分娩が困難であるため、帝王切開を用いる(See 107B18)。
b 正しい。子宮破裂では緊急手術により止血を行う。
c 頸管裂傷では、裂傷部の縫合を行う。頸管縫縮術は頸管無力症の治療である。
d 弛緩出血には子宮収縮薬(オキシトシンなど)を用いる。β2刺激薬は子宮収縮抑制薬であり、逆効果。
e 絨毛膜羊膜炎には(妊婦に安全な)抗菌薬を用いる。

正答率:90%

テーマ:産科異常と処置の組合せ

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