111I22

Helicobacter pylori陽性の非出血性胃潰瘍の治療について正しいのはどれか。

入院での加療が必要である。
ヒスタミンH2受容体拮抗薬が第一選択である。
除菌治療成功後も粘膜保護薬の投与が必要である。
プロトンポンプ阻害薬と抗菌薬の静脈内投与で除菌を行う。
除菌治療成功後も定期的な上部消化管内視鏡検査が必要である。

解答: e

111I22の解説

a 非出血性であり、入院までは不要である。外来で対処可能。
b 第一選択はプロトンポンプ阻害薬〈PPI〉である。
c 除菌成功後の粘膜保護薬投与は不要。
d 除菌に使用する薬剤は経口投与する。
e 正しい。除菌後にも胃癌が発見されることがあり、定期的なスクリーニングが必要となる(除菌成功1年毎の内視鏡検査が推奨されている)。

正答率:62%

テーマ:Helicobacter pylori陽性の非出血性胃潰瘍の治療

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