111I16

健常成人の手の写真(A、B)を別に示す。

これらの握り方や組み方が特徴的な所見を示すのはどれか。

Cushing症候群
Ehlers-Danlos症候群
Klinefelter症候群
Marfan症候群
Turner症候群

解答: d

111I16の解説

a Cushing症候群では伸展性皮膚線条や皮膚の菲薄化、出血斑をみる。
b Ehlers-Danlos症候群では皮膚や関節の過伸展をみる。
c Klinefelter症候群では高身長や精巣萎縮をみる。
d 正しい。Marfan症候群では指の骨格異常がみられ、その一環として手指が長くなる。このため、手を握った際に親指がはみだしたり(A;Steinberg徴候)、手首を握った際に親指と小指が重なったり(B;Walker-Murdoch徴候)する。
e Turner症候群では低身長や外反肘、中手骨や中足骨の短縮をみる。

正答率:47%

テーマ:手の握り方・組み方が特徴的な所見を示す症候群

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