111F7

上腕骨骨幹部骨折に合併することが多い運動麻痺はどれか。

手指屈曲
手指伸展
手関節屈曲
前腕回内
肘関節伸展

解答: b

111F7の解説

上腕骨骨幹部骨折では、上腕骨を回り込むように走行する橈骨神経が障害されやすい。
a 長母指屈筋や深指屈筋が担う。これらは正中神経と尺骨神経支配である。
b 正しい。橈側指伸筋や小指伸筋が担う。これらは橈骨神経支配である。
c 橈側手根屈筋(正中神経支配)や尺側手根屈筋(尺骨神経支配)が担う。
d 円回内筋や方形回内筋が担う。これらは正中神経支配である。
e 上腕三頭筋が担う。これは橈骨神経支配であるものの、骨幹部より近位で支配を受けるため、上腕骨骨幹部骨折ではみられにくい。

正答率:30%

テーマ:上腕骨骨幹部骨折に合併することが多い運動麻痺

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